プロレスシング・ノアの杉浦貴が心房細動治療を終え、復帰することが明らかになりました。
杉浦貴復帰戦のカードや、心房細動について詳しくご紹介したいと思います。
杉浦貴が手術を乗り越え復帰へ
杉浦貴の復帰が、ノアから正式に発表されました!
2017年6月16日所沢市民体育館大会より心房細動治療のため欠場していました杉浦貴選手の復帰戦が決定しました。
出典:プロレスリング・ノア
杉浦貴本人もツイッターで報告しています。
復帰が決まった。
術後の検診で、違う種類の不整脈が1度出てしまい、その日に全身麻酔で電気ショックされた時は、まだ復帰が延びるのかと焦った。
14日の最後の検診で異常なく、医者からOKもらった。
生きる場所に戻れる。— Takashi Sugiura (@noah_sugiura) 2017年10月18日
約4か月ぶりの復帰となる杉浦貴ですが、欠場の原因は『心房細動』という病気でした。
心房細動がどんな病気かというと
心房細動とは不整脈の一つで、心房が小刻みに動き、けいれんするような病状を指し、それにより心房に血栓ができやすくなり、その血栓が脳に飛んで脳の血管が詰まるリスクが高まる病気と説明されています。
出典:循環器病情報サービス
症状をみると怖い病気ですよね。
杉浦貴は2011年から不整脈の症状が出ていたようで、当初から手術を勧められていたとか。
手術を受けた結果、不整脈は治まり投薬の必要もなくなったことから、復帰が許可されたということです。
心配なのは再発ですよね。
長嶋茂雄さんや、サッカー元日本代表監督のオシムさんも心房細動由来の脳梗塞を発症しています。
プロサッカー選手が試合中に突発的な発作で倒れることがたまに報じられますけど、心房細動を起因とすることが多いようです。
医者から許可は出ているとはいえ、杉浦貴に関しても100%大丈夫とは言い切れないのは事実でしょう。
引退もよぎったと記者会見で話していましたが、「やっぱり辞めておけばよかったんだ」といった事態にならないように無理だけはしてほしくない。
2017年は柴田勝頼、本間朋晃、高山善廣と重傷者が多く出ています。
私は杉浦貴の復帰を手放しで喜ぶことはできません。
杉浦貴復帰戦の相手は?
杉浦貴の復帰戦は、2017年10月28日(土)に東京・後楽園ホールで行われます。
対戦カードがノアから発表されました。
杉浦不在中、復帰を待ち孤軍奮闘していた拳王がパートナーとして復活をサポートする。
対戦相手には前GHC王者の中嶋勝彦と杉浦の欠場中にNOAHに参戦した藤波二世・LEONA。
LEONAが復帰した杉浦に一矢を報いることができるか?
出典:プロレスリング・ノア
杉浦貴&拳王 vs 中嶋勝彦&LEONAというカードですが、勝彦がバチバチ来そうですね~
徐々にペースアップして欲しいところですが、拳王が上手くサポートしてくれるでしょう。
LEONAはもっと頑張れ。
気になったのが、この日グローバル・リーグ戦として組まれていた「拳王vsクワイエット・ストーム戦」が、11月6日の夢メッセみやぎ大会に移動していること。
杉浦貴の復帰戦はもちろん大事ですけど、ノアで1番大きいシングルリーグ公式戦を、簡単に振り返るのはどうなんだろうか。
リーグ戦の価値を落とすようなことして、どうするんだろうと思っちゃうけどな。
皆さんは、杉浦貴の復帰素直に応援できますか?