プロレスの台本はどこまであるのか証拠を知りたい!
なんて考えちゃったひねくれ者の皆さん、こんにちは。
プロレスに台本があろうがなかろうが、面白いものは面白い!
ということで、プロレスに台本がある証拠を事実を基にお伝えしていきます。
プロレスに台本がある証拠が流出していた
プロレスの試合やリング上での出来事には台本があるっていう話はよく聞きますが、本当なんでしょうか?
世界最大規模のプロレス団体WWEは、株式上場をする際に事業内容の公開をする必要があり、公式にシナリオが存在していることを認めています。
また、インターネット上でWWEのライブショー「RAW」の進行台本が流出した事件もありました。
出典:imgur.com/a/ZVCNw
このようにプロレスの台本が公になるのはレアケースですが、日本のプロレス界でも「ハッスル」の進行台本が流出したこともありました。
また、2003年に行われた大仁田厚とセッドジニアスの試合後にトラブルが発生し、場外乱闘でセッドジニアスが負傷するという事件がありました。
セッドジニアスが訴訟を起こしたんですが、その時の判決で「通常のプロレス興行試合でも、事前の打ち合わせなく、相手に攻撃を仕掛けるようなことは、許容されていないと考えられる」といった発言を裁判官が行いました。
新聞でも取り上げられ、「プロレスには台本がある証拠」という認識がさらに大きく広まることになりました。
プロレスの台本はどこまで決まってる?
WWEの台本を見ると、試合のフィニッシュや試合の後のアクションなど、細かく指定されていることが分かります。
WWEはアメリカの団体なので、日本のプロレスよりもショー要素が強いので、かなり細かい台本が存在しているわけですが、試合内容まで細かく決めることはないとされています。
フィニッシュやざっくりとした試合の流れまでは試合ごとの担当エージェントと選手で決めておき、あとは選手が試合中に組み立てていくことが多いようです。
それでは、日本のプロレスの台本はどこまで決まってるんでしょうか。
元新日本プロレスの前田日明は、プロレスの裏側についてこんな風に語っています。
ご覧のように、日本のプロレスも勝敗は決まっていると明言しています。
前田日明が新日本プロレスに在籍していたのは今から約40年前なので、かなり昔からプロレスにも台本があったことが分かります。
AJスタイルズがプロレスの台本を赤裸々に語る
最近の話しだと、2015年に行われた「AJスタイルズ」のインタビューでプロレスの裏側について語られました。
G1クライマックスに出場していたAJスタイルズは、オカダカズチカとの試合についてインタビュアーに「オカダ戦は素晴らしかったですが、ああいう試合は何人くらいで話し合って作るのですか?」と尋ねられ、こう答えます。
「自分とオカダと外道だけだね。海野もそばで聞いてはいるけど。そんなに大勢で決めてるわけじゃない。」
「一般にはヒールか、ベテランが試合を作っていくんだけど、日本での試合はお互いのコミュニケーションで作っていく感じ。どちらが引っ張るという感じではないね。」
新日本プロレスに現在進行形で参戦していたAJスタイルズの発言は、かなり大きなニュースとして取り上げられました。
また、G1クライマックスの星取については
「新日本はプロフェッショナルだから、G1の星取りは最初から全部決まっているんだろうね。でも僕はあえて聞いていないんだ。1試合1試合、どうしてほしいのかを聞いて、やっているだけだよ、まあ、振り返って見れば、見事な星取り表だと思うけどね」
と語り、日本のプロレスにも台本がある証拠として広がることとなりました。
ヤングバックスと内藤哲也のやり取りも話題に
プロレスに台本がある証拠として度々取り上げられるのが、ヤングバックスと内藤哲也&BUSHIが、バックステージで試合の流れを決めている動画です。
ROHの大会で行われた試合ですが
- ローブローのタイミング
- パンチとサックイットアピールの流れ
- BUSHIの毒霧のタイミング
- スーパーキック誤爆の一連の流れ
- 毒霧を水で洗い流すアピールの流れ
など、試合の重要な場面を細かく打ち合わせしている様子が明らかになっています。
プロレスには台本があるとはいえ、ドラマや舞台の役者さんのように台本が用意されていて、熟読しているわけではないようです。
ざっくりとした流れを決めるだけでプロレスファンの胸を打つ熱い試合を魅せてくれるプロレスラーは、お見事としか言えないですね。
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